帝人フロンティア株式会社は、1㎡あたり700gの軽量な天井材「かるてん」を提供しています。独自の繊維技術で、下地材も含めた工法を環境や法規制に合わせて選べます。ここでは、帝人フロンティア株式会社の特徴や膜天井の事例などを紹介します。
帝人フロンティア株式会社が提供する「かるてん」は、一般的な石膏ボードの約10分の1の重さで柔らかさのある素材です。軽さ・柔らかさに加え、断熱性・吸音性・施工のしやすさ・デザイン性を兼ね備えています。
繊維製品のため、カッターひとつで手軽に加工が可能。女性が一人で持ち運びや加工を行えます。従来の天井材の加工に多くみられていた、粉塵の飛散や騒音の心配がありません。
700g/㎡の軽さゆえに、万が一の脱落時にもケガのリスクが軽減でき、4.5mm程度の厚みで平均吸音率は0.50と、これまでの天井材にない薄さとなっています。※
かるてんは、縦の方向に繊維が並んでおり、反発性のあるポリエステル不織布素材「V-Lap®」によって作られています。繊維製ながら、不燃認定を取得。繊維の両面をガラスクロスで挟んでいますが、重さが0.7kg/㎡の軽さとなっています。
約6坪ほどの大きさでも段ボール1箱に収まるコンパクトなサイズ感も特徴のひとつです。段ボール1箱分が15kgほどで、運搬性の高さや取り回しのしやすさもメリット。施工現場で場所をとりたくない場合にも適しています。
かるてんの施工には、大きく分けて4つの工法があります。天井質量と耐震性について、「TB工法」「TL工法」「KF工法」「在来工法」からそれぞれ選ぶことができますが、特定規模の天井や吊り天井の場合は工法が限られる場合があります。
特定天井対策には特に力を入れており、軽量天井から耐震天井までラインナップ。天井に関する困りごとは随時問い合わせ・相談ができます。天井の安全対策や軽量化についての相談、カタログ請求も可能です。
神奈川県横浜市の保育園に施工を行った事例です。在来工法を採用し、天井照明とも調和のとれたデザイン・カラーを採用。全体的に明るく開放感があり、保育園にふさわしい雰囲気に仕上がりました。
山口県岩国市の「総合センター日向」の天井に施工を行った事例です。総合支所・福祉会館・中央公民館・保健センターを兼ねる複合型の施設であり、安全性が重視される天井部分にTB工法で施工を行いました。
会社名 | 帝人フロンティア株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト |
電話番号 | 06-6233-2600 |
公式HP | https://www2.teijin-frontier.com/ |
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