大成建設株式会社は、明治6年に大倉喜八郎氏によって創立され、大正6年に設立された建設会社です。2016年に軽量膜天井「T-Ceiling Membrane」を開発しました。大成建設株式会社の膜天井の特徴や事例など、膜天井を検討する際に役立つ情報を紹介していきます。
大成建設は、軽量膜天井「T-Ceiling Membrane」を開発しました。大面積の天井面にも適用できる、目地のない軽量膜天井です。安全性の高い鋼材フレームと軽量な膜材を採用しているのが特徴で、天井の脱落防止が期待できます。建築基準法上の特定天井にも使用可能です。
基本モジュール最大約1600mm×5000mmまで対応できます。下地材の下部に、設備機器を集め、膜材の支持フレームと一体化できるのもメリットです。そのため、目地のない天井面を構築できます。多種多様な状況に対応することも目指し、意匠性も備えています。
大成建設の考え方に「価値づくり」があります。建設会社として、BIM / CIM、無人化施工や生産プロセスのデジタルツイン技術など、生産性を高める技術開発に積極的に取り組んでいる点も強みです。BIM をベースにした統合管理システムも構築しました。
建設に対し、単なるモノづくりとは考えていません。利用者の幸せな体験を創出するという考え方を持っているからです。モノづくりから価値づくりという考え方のもと、膜天井をはじめとして多くのニーズに応えられるよう努めています。
大成建設技術センターでは「膜屋根を有する大空間施設の室内音響特性」といった研究も行っています。ドームのような大空間施設に関して音響に着目し、室内音響への影響に関する検討です。膜屋根を持った大空間施設における残響時間や、インパルス応答などの音響測定を行いました。
検証結果について、大空間施設のリミット設計や最適設計のための音響計画や技術計画の構築を目指すと述べています。屋根膜について需要があると考えており、今後、技術力によって新しい屋根膜を開発できる下地があるのです。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
T-Ceiling Membraneは、大面積の天井面に適用できる目地のない軽量膜天井です。膜材はガラス繊維に塩化ビニールを張り合わせたもので、重量0.35kg/m2 を実現しています。特定天井該当のホールや、会議センター、公共建築物や店舗への適用を検討中です。
岡山県総社市の、イートインスペースもある施設に2重の光膜天井を設けた事例です。日本の中でも晴れが多い地理特性を活かすため、自然光を利用しています。クリーンルームで働く従業員のための食堂で、光膜天井を採用。トップライトから2重の光膜天井を通し拡散する自然光で、より明るくなりました。
会社名 | 大成建設株式会社 |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル |
電話番号 | 0333481111 |
公式HP | https://www.taisei.co.jp/ |
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