膜天井の素材は湿気に強いため、屋内プールの天井材としても多く採用されています。また、地震などの災害時でも落下しにくく、利用者の安全を守るのにも適しています。ここでは、膜天井を用いた屋内プールの施工事例をご紹介します。
小学校の屋内プールの天井改修に膜天井が採用された事例です。もともと吊り天井だったものを、耐震性の高い膜天井に換えています。以前の天井も白さの際立つデザインでしたが、それと匹敵するくらい景観にも優れた仕上がりとなりました。窓からの自然光を反射して空間を明るく保つため、光熱費の軽減も期待できるでしょう。
東京都中央区にある小学校プールの天井を膜天井に改修。もともとの天井は、ロックウール化粧吸音板12mm仕上げ+ケイ酸カルシウム板8mmとなっていました。
一方で、施工した膜天井の天井面構成部材1.9kg/m²以下であるため特定天井に該当せず、耐震化を実現。湿気にも強いため、塩素などの影響による腐食・脱落にも強くなっています。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
天井の高い大空間が特徴的な、千葉県の水泳場。メインプールの天井にはガラス窓が設置されており、そこから自然光が差し込む仕様でしたが、膜天井を通すことで直射日光をやわらかな光に変換しています。
また、膜天井の持つ吸音性を活かし、空間内の反響や残響をコントロールするという効果もあります。
2012年に施工された、栃木県にある温水プールの天井改修事例です。この施設は東日本大震災で天井材が落下するなどの被害があり、使用できなくなっていました。その後、専門家からの助言で膜天井を設置。リスクの少ない施設として、無事復旧しました。
当サイトでは、国内で膜天井・光膜天井に対応しているメーカーを調査してまとめました。各メーカーの特徴や施工事例などを確認し、検討する際の参考にしてください。
500m2以上の工場向け
引用元:マクライフ公式HP(https://maklife.jp/works/)
こんな膜天井
集合住宅向け
引用元:リフォジュール公式HP
(https://www.refojoule.co.jp/makutenjo/index.php#jirei:~:text=L%3D2.7M-,%E6%96%BD%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B,-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
こんな膜天井