株式会社トニーは、内装材料として「膜」を専門に取り扱っているメーカー。膜天井についてもいち早く開発を行っており、顧客それぞれのニーズを満たすことを目標としています。そんなトニーの膜天井の情報をまとめました。
地震に強い膜天井の研究開発において、多くの実績を持っている株式会社トニー。「軽い」「強い」「柔らかい」「早い」をキーワードにした、MCS(Membrane Ceiling System)という膜天井システムを展開しています。使用している膜材料は400~800g/m²と軽く、万が一落下した場合のダメージを最小限に抑えることが可能。厚さも1㎜以下と非常に薄い素材となっていますが、落下物をキャッチするだけの強度を保持しているのが特徴です。
株式会社トニーの膜天井は、用途や機能、仕上がりに合わせて選べる工法が用意されています。パネル工法は、工場でユニット化・養生梱包した膜材料を施工現場で金属パネル同様に設置する方法。ワンウェイテンション工法は、2方向だけに張力をかけて天井面を構成する方法です。その他にも、2辺定着工法・4辺定着工法・SP工法が用意されており、イメージするデザインや仕上がり、環境などによって選べるようになっています。
株式会社トニーの光膜天井システムMLS(Membrane Lighting System)は、LED照明システムによる均一な面発光と、空間を柔らかく包む上品な空間演出が魅力。優れた透光性・拡散性を持つガラスクロス膜材や、特殊加工を施したアートスクリーンを用いています。照明については国内照明メーカーと協力し、より質の高い光環境を提案。さまざまなデザインに対応できる光膜天井ですが、どんなデザインでも美しい面発光となるよう、照度設計も行っています。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
マンションのエントランスロビーに採用された膜天井の事例です。膜材料を2辺のみで定着させる2辺定着工法で、自然に膜を懸垂させているのが特徴。軽量なので安心度も高く、美しく上品な仕上がりとなっています。
湘南鎌倉総合病院救命外傷センターの、2階エントランスロビーに設置された膜天井。Lクロス・LBクロスを、パネル工法で設置しています。ルーバーと光膜を組み合わせることで独特の空間演出を実現、スタイリッシュさが際立ちます。
ひぐらしふれあい館のコミュニティセンター内にある、学童クラブ室・授乳室に円形の膜天井を設置。4種類のサイズ違いの照明で、可愛らしさを演出しています。膜は溶着なしとなっているため、安全面もしっかり確保されています。
会社名 | 株式会社トニー |
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本社所在地 | 神奈川県大和市下鶴間2767-34 |
電話番号 | 046-271-3222 |
公式HP | https://tony-net.com/ |
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