こちらでは、膜天井が実際に導入された事例について、体育館・屋内プール・図書館・一般企業といった施設別にまとめてみました。導入のキッカケや、その仕上がりに注目しながらご覧ください。
地震・台風といった自然災害が多い日本において、建物の防災対策は必須。とくに天井の安全性は、落下事故が多く見られた東日本大震災を機に見直されてきています。もちろん、天井の落下は地震発生時だけではありません。素材の劣化、日々の細かな振動や熱収縮などによっても天井落下の危険性は増していくのです。
こうした危険性を回避するための対策が必要となりますが、そのひとつとして注目されているのが膜天井です。一般的な天井材は硬くて重いものでしたが、膜天井は軽くてやわらかいシートでできているのが特徴。揺れにも柔軟に対応する性質があるため、耐震対策として導入する施設・企業が増えているのです。
学校や公共施設に設けられている体育館は、老若男女が利用する施設のひとつ。また、災害時に避難所が開設されることも多いため、安全性の向上が求められています。ここでは、体育館にどのような膜天井が採用されているのか、参考となる導入事例をご紹介しています。
1年中水泳やレジャーを楽しめる屋内プールは、学校・公共施設・宿泊施設などに多く見られる設備です。実は、この屋内プールにも膜天井が多く導入されているのです。実際の施工例をまとめてみました。
図書館の災害対策というと、本棚の固定などが頭に浮かびますが、天井材の落下も懸念事項のひとつです。今、図書館の安全性を高めるために膜天井を設置する事例が増えてきています。膜天井を使うことでどのような空間になるのか、参考にしてみてください。
BCPとは事業継続計画のことで、Business Continuity Planの頭文字を取ったもの。緊急事態の際でも事業を継続するための対策であり、そのひとつとしてオフィスを守る膜天井が注目されています。さまざまな企業の事例をご覧ください。
公共/商業施設の耐震化
学校、庁舎、体育館、展示場、
商業施設、屋内プール、倉庫、工場
引用元:マクライフ公式HP
(https://maklife.jp/)
こんな膜天井
集合住宅などの耐震化
集合住宅、マンション、
一軒家
引用元:リフォジュール公式HP
(https://www.refojoule.co.jp/makutenjo/index.php#jirei:~:text=L%3D2.7M-,%E6%96%BD%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B,-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
こんな膜天井