人の多く集まる学校などの大型建造物は、災害時や建物の劣化による天井等の落下防止対策がより求められます。ここでは、耐震対策として膜天井を設置した学校の事例をピックアップして紹介。安心して通える学校にするために、膜天井を検討している方は参考にしてください。
千葉市内の中学校の多目的ホールを膜天井にした事例。遮光タイプの膜材が連なった形状をしており、曲面形状による連続的なデザインが印象的な天井が完成。柔らかでリズミカルなデザイン性の高い空間に仕上がっているほか、不燃タイプの膜材を使用することで防炎性能も高めています。
学校の体育館を膜天井にした事例。特殊ストレッチシートの膜と軽量プラスチックフレームを使用しており、構造体に負担をかけずに設置することが可能。また、軽くて柔らかい材料を使用することで、地震発生時の落下から生徒を守る効果も期待できます。簡易的に素早く施工でき、短期間での施工を叶えられるのも特徴です。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
膜天井に遮光タイプの不燃膜材を使用し、構造システムには自由懸垂タイプを採用した事例。自由懸垂タイプは膜の両端・中間部分を定着させて、張力をかけずに膜を設置する工法です。張力をかけないので反力が小さく、躯体への負担を軽減できるのが特徴。また、膜の変形追従性が高く、破損・落下の危険性が少ないというメリットもあります。
大学のエントランスを膜天井にした事例。施工会社では各種用途・要求機能・デザインに応じた工法を提案しており、今回の事例においては4辺定着工法を採用。4辺定着工法は薄型のアルミ定着ファスナーを使用またはロープレーシングで膜に張力を導入する施工法で、気密性や耐震性に優れているのが特徴です。
デザイン性にこだわって建設された中学校の耐震改修工事を行うにあたり、デザイン性を維持しながらも安全性の向上にもつなげたいと膜天井を設置した事例。もともとの天井が船底天井かつ天井のふところが深かったため、ファイバーシート天井が採用されています。依頼した中学校からは膜天井を設置した場所は光が柔らかく、暑さをあまり感じないという声が届いています。
500m2以上の工場向け
引用元:マクライフ公式HP(https://maklife.jp/works/)
こんな膜天井
集合住宅向け
引用元:リフォジュール公式HP
(https://www.refojoule.co.jp/makutenjo/index.php#jirei:~:text=L%3D2.7M-,%E6%96%BD%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B,-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
こんな膜天井