地震で工場の天井が落下すると作業員の安全が脅かされるほか、事業継続にも大きな支障をきたしかねません。そうならないために膜天井の設置を検討している方に向けて、工場における膜天井の事例をいくつかピックアップして紹介します。
「テント生地を使用した保温性のある仕様の植物工場を建てたい」という顧客からの要望を受け、外壁膜材・内膜に遮光・遮熱性能を持つ素材を使用し、保温性の特化した工場が完成。サイズ以外の仕様は顧客の要望にできるだけ近づけており、思い描いていた工場の実現を叶えた事例です。
屋根のない作業環境を改善しようと、太陽工業株式会社が提供している上屋型テントを採用した事例。膜構造で耐久性・安全性に優れており、これまで悩まされていた日除けや雨・雪除け、暑さ対策を実現したのがポイント。また、設計の自由度の高さによって希望していた場所での建設を叶えられ、当初の目標だった労働環境の改善にも貢献しています。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
地震を想定した防災目的ではなく、有害なホコリなどから作業員を守るためにフレームタイプの膜天井を設置した事例。さらにアスベスト保護用膜天井でアスベストを囲んでおり、健康被害を及ぼすアスベストの飛散を防止しています。アスベストを撤去・処分するよりも、低コスト・短工期で施工できるのが特徴です。
埼玉県戸田市にある工場に膜天井を設置した事例。施工法には2方向に張力を導入し、膜仕上げ面を構成するワンウェイテンション工法が採用されています。膜を両サイドに引っ張るだけで施工できるのが特徴。施工する場合、建築本体には膜天井の膨張力に耐えられる構造体力が必要です。
丈夫なファイバーシートを採用した高機能膜天井「マクテン」を提供している株式会社マクライフの施工事例です。工場内の空調効率と災害時のBCP対策として設営され、頭上の安全・機材の保全を目的としています。株式会社マクライフの高機能膜天井は吊り金具が不要のため、どんな建物にも設営することが可能です。
500m2以上の工場向け
引用元:マクライフ公式HP(https://maklife.jp/works/)
こんな膜天井
集合住宅向け
引用元:リフォジュール公式HP
(https://www.refojoule.co.jp/makutenjo/index.php#jirei:~:text=L%3D2.7M-,%E6%96%BD%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B,-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
こんな膜天井