日東紡績株式会社は、1923年、福島で繊維メーカーとして創立されました。グラスファイバー、グラスウールの工業化、機能性ポリマーの工業化に取り組んできた実績があります。日東紡績の膜天井の特徴や施工事例などを紹介していきますので参考にしてみてください。
日東紡は1938年グラスファイバーの工業化に成功した企業です。1949年にはグラスウール工業化にも成功しました。膜天井の中にはグラスファイバーが使われているものもあります。機能性ポリマーの「PAA®」の工業化にも成功しています。
以前にはない技術を開発できる土台があるのは強みです。技術と知識を継承しながらも、新技術へのチャレンジも止めていません。2023年には、創立100周年を迎えます。日東紡の技術力は、天井膜にも活かされているのです。
日東紡にはグラスファイバー事業部門があります。グラスファイバー工業化の成功以降、国内におけるガラス繊維メーカーとして多くの製品を誕生させてきました。糸の製造からガラス加工、複合材料の開発まで一貫して取り組んでいます。
樹脂コーティング膜材は、東京ドームの屋根にも使われている膜材です。超極細グラスファイバーで作る、膜材用ガラスクロスはテント倉庫用膜材や、屋内テニスコート、多目的スタジアム、サッカー場でも使われています。
ガラスクロスを使用した照明用カバーの、ライトシェードを開発しています。遮光性に優れ、やわらかい光を演出できる製品です。ルーバー天井やアクリル板を使用した天井照明では出せない光の演出を表現できるのです。
これまでグラスファイバーをてがけてきた経験をもとに、高い品質を目指しています。ライトシェードはグラスファイバーを原料としているため、防火性能を備えているのが特徴です。天井以外にも壁面への施工もできます。自由設計で、東京国立博物館や有楽町教養通路の天井など多くの場所で見かけられるのです。
日東紡のテント膜用基材は、耐熱、耐火性があります。膜材用ガラスクロスにフッ素系樹脂や塩化ビニル樹脂をコーティングして作られています。天井膜に採用する場合、耐熱と耐火性があると安全性という点でメリットは大きいのです。
膜天井はテント倉庫でも使われています。作業をしている従業員の安全性を確保するためには、万が一硬い天井が落下した場合の想定も必要でしょう。日東紡の膜天井は安全性という点でも強みです。
東京お台場の膜天井に、日東紡のガラスクロスが採用されています。東日本大震災では、天井落下の復旧が行われました。日本科学未来館では、安全性を第一に考えて、膜天井を採用したのです。
膜天井にしたことで日本科学未来館の安全性の向上にもつながっています。また、やさしい空間づくりという点でもよい影響を与えています。日東紡の膜天井は、安全性と美しさを演出できるのです。
膜天井には、天井の耐震化ができる「膜天井」と、照明効果を上げて空間をデザインする「光膜天井」の2種類があるのをご存知でしょうか?
本サイトでは、膜天井/光膜天井を提供している18社を調査(2022年3月時点)。その中から、それぞれにオススメの製品を紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
日本人なら多くの人が知っている東京ドームのドーム屋根に、日東紡績株式会社の技術力が活かされています。超極細グラスファイバーによる膜材用ガラスで使用されているのです。東京ドームの屋根でもカバーできるのも日東紡の強みといえるでしょう。
会社名 | 日東紡績株式会社 |
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本社所在地 | 福島県福島市郷野目字東1番地 【東京・本部】東京都千代田区麹町2-4-1(麹町大通りビル) |
電話番号 | 【東京・本部】0345825111 (代表) |
公式HP | https://www.nittobo.co.jp/index.html |
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